開催レポート
今年度は新型コロナウイルス感染拡大に伴い、オンラインによるバーチャル繊維産地ツアーを実施しました。
県内外から1,700名を超える学生の方々にご参加いただき、
岡山県内の産地のものづくりの魅力をご紹介しました!
参加者の声





参加者の声 |
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質問紹介
㈱明石スクールユニフォームカンパニー
学校制服を制作する際、先生や生徒からの要望に応えるそうですが、要望内容は具体的にどのようなものがありますか?どこまでなら要望に応えられるのでしょうか?
デザイン面、色、生地等の要望に関する要望があり、できる限りお応えしています。最近では、表地と裏地の配色についての要望などがありました。
制服の歴史や変遷から未来へのつながりという部分で、変化やアップデート・アップグレードなどの視点もお聞き出来れば嬉しいです。よろしくお願いいたします。
学生服は、学校の伝統や文化があり決まったデザインの枠の中にありますが、その中で時代とともに変化していっていると思います。私が、パタンナーとして取り組んでいることは、より体に合ったきれいなシルエットをつくること、より着心地の良いパターンを提案していくことです。また、社会全体がSDGsに対していろいろな取り組みを始めていますが、弊社としては再生可能な生地を採用するなどアップデートしています。
学生服以外で手掛けている製品は?
スクール関係では通学服だけではなく体操服を手掛けています。企業向けとしてはメディカル・ケアウェアに力を入れておりルコックスポルティフブランドが人気で全国の病院・介護施設で多くご着用いただいております。
サスティナブルに向けて企業として取り組んでいることはありますか?
環境に配慮したものづくりとして再生可能な素材を使用したり、学生服は回収し新たなものづくりに変えていくリサイクルなど積極的に行ったりしています。また、命にかかわる取り組みとして、未来のためにできることとして、防災関係の商品としてヘルメット等も扱っています。
パタンナーになるために資格などは必要ですか?
パターンに関する資格はあり、入社前に取得していれば有利ではありますが、入社してから取得することもできます。
一年目から大体の人が服作りに携われますか?
はじめは、先輩のアシスタントとして作業をしますが、大半の仕事は服作りに関わる仕事です。
この仕事に就いたきっかけは? やりがいを感じるときは?
もともと何かを作ることが好きでデザイン志望で就職活動をしていました。その際にパタンナーをしてみないかと声をかけられたことがきっかけです。入社したときはパターンに対して苦手意識がありましたが、10年経ってやっとパタンナーの仕事に面白さを感じられるようになってきました。CADで作業しますが、実際の製品とのギャップを感じることも多いので、何度もトワルでシルエットを確認しながら作業進めます。自分の納得した形ができたときはすごくやりがいを感じます。
菅公学生服㈱
様々なジェンダーに配慮した学生服がどれくらい普及しているのか知りたいです。また、その地域性(この地域からの引き合いが強い等)があれば教えてください。
全国的に見ると4割程度です。アイテムとしては男女兼用のアイテム(ブレザー、スラックスなど)が多く採用いただいています。地域差はなく、全国的に進めています。セーラーや詰襟がブレザーになったり、スカートに加えてスラックスも選べるようになったりといった流れになってきています。
学校側から制服をリニューアルしたい話を受けるときにはどんなことに気をつけてデザインを変えますか。また、学生側の要望も取り入れたデザインの制服を作る時はありますか。
学校に合ったイメージ、例えば地域性や校歌、市の花などのイメージを色やデザインに取り入れるようにしています。また、近隣の学校とデザインなどが重ならないようにも気を付けています。OBの方の意見も取り入れています。学校側の要望を取り入れた制服づくりの取り組みとしては、地元の高校とのコラボレーションで、チームごとにデザインした制服を投票で選び、実際に制服にしたこともあります。
環境に配慮した工夫はありますか?
生地などの端材を出来るだけ出さない様に工夫しています。また、廃材の布を利用して学校の家庭科の授業で小物を作成してもらう取り組みを10年以上前から行っています。
会社での商品作りでこだわっていることは?
スーツなどの一般衣料に比べて異なるのは、生地選び、芯地選び、糸の規格などすべて違います。例えば接着芯では、家庭洗濯もできるよう一般衣料の2倍以上の強度を持つような仕様になっています。縫い目に関しても強度を保つようこだわって作っています。
一般の服と違って、学生服ならではの気を付けていることはありますか?
学生服は、学校で決められたものを着なければいけませんので、毎年同じものを作り続け、学生の皆さんに同じものをお届けできるようこだわっています。
やりがいを感じるのはどんなときですか?
難しい仕事を任され、その仕事を終えたときに充実感があり、自分も成長できたと感じたときにやりがいを感じました。
㈱トンボ
学生服の魅力や仕事のやりがいは何ですか?
学生服は、青春時代の楽しいこと苦しいことに常に寄り添ってきた思い出に残る一着です。その思い出に残るものづくりに携われるということが、この仕事の一番の魅力と感じています。(二宮さん) デザインを担当していますので、採用が決まって、自分がデザインした学生服が採用され、実際に学生さんが着ているのを見たときは一番やりがいを感じます。また、学生さんから喜びの声を聞くととても嬉しくモチベーションも上がります。(奥野さん) デザインをもとにパターンを作成していった後、3月の採寸の際に、学生さんが着用したときに着やすいとか動きやすいとか気に入ってもらえるととても嬉しく思います。(田中さん)
仕事をする上で、一番大切にしていることは?
当たり前のことですが、うそをつかないことです。取り繕ったりごまかしたりしないことをずっと心掛けてきました。(二宮さん) 一人では仕事はできないので、周りのことを考えながら、例えば納期のことなど相手のことを考えながら仕事をしています。学校の先生とはデザインのことやオープンスクールで新しい制服のお披露目をするなどのお手伝いをしたこともあり、実際に学生さんが制服を着用した姿を見たときには、とても嬉しく思いました。(奥野さん) ものづくりの現場を担当していますが、限られた時間の中で、決められた数を作ることは絶対条件になります。その製品を作るうえで、一番大切なのは品質と思っていますので、パターンを作るうえで、品質と効率を意識しながら取り組んでいます。(田中さん)。
学生服のデザインはどのようなことに気を付けていますか。先生や生徒の方などの要望は、どの程度取り入れているのでしょうか?
学校ごとにイメージがありますので、イメージに沿ったデザインをしていきます。例えば、学校の特色やスクールカラー、校章などを取り入れながら、オリジナルにしていきます。また、学生服はフォーマルウェアですので、冠婚葬祭で着られることもあります。誰が着てもかっこいいスタイルになるようにこだわっています。
他の学生服メーカーと違う強みはなんですか?
全員経営ということを謳っていますが、若手社員の意見も吸い上げるボトムアップ型の経営風土が特色であり、強みになっていると思います。実際に、様々なプロジェクトでも入社1年目からどんどん意見を出してもらい、良いアイデアは活用しています。
制服を作る上で気をつけていることはありますか?
一般衣料は顧客に向けて作りますが、制服は生徒、保護者、学校の先生の視点からものづくりを行っています。例えば生徒目線のものづくりとなると、デザインはもちろん勉強するときに負荷がかからない様に気を配っています。最近ではストレッチ素材なども取り入れて動きやすいようになっています。
動きやすさを出すために、具体的には、どのような工夫をしていますか?
デザイン面では、表地にストレッチ性のあるものを使用したり、一般衣料にはあまり見られないストレッチ性の裏地を使用したりしています。また、パタ-ンにおいては、最近はシャープなシルエットが好まれる傾向にありますが、ただ寸法を小さくするのではなく、適正なゆとりを入れながらもシャープに見えるパターンづくりをするよう工夫しています。
学生服は耐久性を求められると思いますが、工夫していることはどんなことですか?
最近では、ウォッシャブル仕様の制服がありますが、その場合は表生地の裁ち端をほつれにくい工夫をしたり、ポケット袋の中もより破れにくい仕様にしたりしています。
アイデアを出すためにしていることはありますか?
日頃から、雑誌や新聞を見たり、生地商社の展示会を見にいったり、常にアンテナを張り巡らせています。
ユニフォームを提案するにあたって大変だったことはありますか?
営業、デザイナー、パタンナーがチームになって提案しますが、それぞれがいいものを作りたくて、期限ギリギリまで素材やデザインを変えていった時は大変でした。
パタンナーになるために有利な資格はありますか?
パタ-ンに関する資格もありますが、私も専門学校ではパターン設計の授業は受けていなかったのですが、実際には入社して配属されたパターンの部署で勉強してパタンナーとしてやってこられたので、様々な服に興味を持ちながら勉強していけば良いと思います。
㈱ジョア
女性の華やかさを保つような柄や色はどのようにして考えられていますか?
柄もすべてオリジナルの素材を使用しています。あえて普段制服では採用されていない様な素材(チェック柄、ツイード、ラメ入りなど)を多用しています。ユーザー様と要望に合わせた素材選びをしています。
これからのワーキングウェアは、どのように進化、変化していくと思いますか?
時代のキーワードでもあります多様性、サスティナブル、ジェンダー平等の観点から、働く皆さんが、ユニフォームというベースを持った中で、自分の好みで選べる選択肢を多く設けられるユニフォームが求められると思います。
デザインや縫製などの面で制服と一般的な衣服との違いはありますか?
ユニフォームは長時間着用するものですから、機能性、着心地の良さなどシルエットだけにこだわらないところが一般カジュアルと違うところと思います。
女性のオフィスウェアのデザインをする時に参考にしているものを教えてください。
ターゲットとしている業種の企業のリサーチやマーケティングを行いながら、ヨーロッパのハイブランドのコレクションもチェックし、取り入れています。
服などを作る上でコンセプトなどを決めると思いますが、どのような方法で決めるのか教えてください。
企業のイメージカラーを意識したり、流行りのデザインを取り入れたり、また制服という枠にとらわれすぎない様にしています。
自社工場をもたない企業(ファブレスメーカー)である理由は何ですか?
県内に十数社の協力工場がありますので、各工場の強みや得意に合わせたものづくりをクイックに小ロット多品種で生産できるようにあえて工場を持たない形をとっています。その分、デザインや企画に時間を取れるようにしています。
岡山県内のアパレル業界への就職を考えていますが、どのような人材を求めていますか?
一人一人が輝くという企業理念のもと、役職、年齢に関わらず、新しいアイデアをどんどん生み出してくれる人材を求めています。
企画、デザイン、縫製、パターンなど製造に携わる仕事では、取っておくとよい資格、勉強しておいた方がいい分野、身に付けておくと必要がある技術などあれば教えてください。
デザイナーに関しては特に必要な資格は設けていませんが、デザイン画を描くスキルや、お客様の要望をデザインに反映させるためのコミュニケーション能力などを身に付けておくと良いと思います。パタンナーでは、デザイナーと工場の間に立つことが多いため、パターンの知識に限らず、素材やデザイン画など様々な知識も身に付けておくと役に立つと思います。
採用情報はどこで知ることができますか?いつ頃でるのでしょうか?
採用については、一年を通して募集していますので、弊社のサイトをご覧ください。
セロリー㈱
働きやすい環境づくりが大切だと思いますが、企業として取り組んでいることがあれば教えてください。
ワークライフバランスについては、会社として制度を作るだけでなく、それをきちんと利用できる環境があります。
ものづくりをする上で守っていること・大切にしていることがあれば教えてください。
定番商品では、それぞれ仕事をされる方が、どういった機能が必要か、安心かなど考えながら作っていっていますが、それにプラスして見た目にもこだわっていて、流行りのデザインを取り入れたりもしています。
接客業の方のユニフォームは、様々な年齢・性別のお客様の目に映ると思うのですが、幅広い客層に良く見えるようデザインで気をつけていることはありますか?
男女のいる場所で着用する製品は、あまり女性に寄り過ぎないように意識してデザイン、色使いをしています。普段から、ファッションに限らず美術館に行くなど様々なものに興味を持つようにしています。
コロナ禍で働き方が大きく変わりましたが、ユニフォームについてその影響を受けて何か変化があれば教えてください。
売上、海外での生産面で影響を受けていますが、一方でTioTio®素材を使用したものが介護現場では注目され売上を伸ばしています。営業職においては、行動範囲が限られていましたので、これからは少しずつ出ていく機会を増やして行けたらと思っています。
SDGs(サスティナビリティ)への取組みについて教えてください。
リサイクルシステムとして着古したユニフォームを回収して、糸や燃料、車の内装材として再利用する取組みをしています。また、制服のレンタルシステムでは、必要な時に必要なものをレンタルしてもらう取組みもしています。その他には、製品のパッケージを圧縮タイプにすることで中の製品が安定し、厚紙の利用を削減することも行っています。
事務職以外にどんな業種の制服を作っていますか?
百貨店の受付やサービス業向けのユニフォーム、例えば清掃の仕事向けのものや、介護士向けのものなどを作っています。その他には、カタログの定番商品以外に企業それぞれにオリジナルのユニフォームも作っています。
今のうちに勉強・スキルアップしておくと、入社後に役立てることが出来る技術や知識はありますか?ファッション関連以外にもあればお願いします。
学校で学ぶことは基礎中の基礎ですので、まずはそれをしっかり十分身に付けるということが一番大事と思います。そして、たくさんの製品を見て触って、そして着て、友達のものも着てみたりしながら感じて下さい。今はわからなくても、きっとどこかでわかる日がやってきますので、頑張ってやってみてください。
縫製は全て佐賀県の工場で行っているのでしょうか。
縫製は、海外国内で行っていますが、当社の強みとなっている国内工場は主に佐賀県にあります。
㈱アイムス
企業名の由来を教えてください。また、EDGE OF LINEの由来を教えてください。ターゲットは若い人ですか?
社名のアイムスは、International Management Serviceの略したもので、最終的に海外へ進出していきたいという想いからつけました。 EDGE OF LINEは、線の端という意味ですが、線をトレンドと捉え、ジーンズは一番古いものがかっこいいとされていますが、古いものを大切にしつつも、新しいものと融合しながらものづくりをしていくとい意味が込められています。ターゲットは30~50代です。
国内生産にこだわる理由を教えて下さい。
なるべく岡山県内、倉敷でものづくりをしたいという思いと、岡山を盛り上げていきたいという思いから国内生産にこだわってモノづくりをしています。
中国や東南アジア国内の協力工場と連携されていると書かれていました。面白さや難しさなどを教えてください。また、中国や東南アジアなどでは日本とは違う製品を作っているのでしょうか。
コロナ禍では、日本と海外では状況が違うため情報収集やコントロールが難しくなっています。面白さとしては、生産量の違いがあります。国内では百枚しかできないものが、千枚単位で生産できることです。日本と違う製品としては、ワーキングウェアにカジュアルウェアの要素を取り入れたものを生産しています。
製品づくりのコンセプトはどう設定していますか?
例えば、EDGE OF LINEだとデニムというとカジュアルなイメージがあるが、弊社の今までの経験や知識を生かしたきれい目で都会的な商品でということで決めています。
新しいデザインを生み出すトレーニングの様なことはありますか?
自分はファッションが大好きということが大前提にあるので、日頃からいろんなものに興味をもって、街で歩いている人の服装を見たりすることが大切なのではないかと思います。
デニムを使った服や雑貨などを作るために、最も重視している点は何でしょうか。
地元の生地など材料を大切にしながら、どんな商品にすれば素材が一番生かされるかを考えながらものづくりをしています。
パッチワーク風のアイテムは、いろんな種類の布を使っていますが専用の布を作っているのでしょうか。色のパーツを配置するときどんな工夫をされているのでしょうか。
生地の段階からパッチワーク風の柄になるよう織っています。また、製品ごとに違う柄の配置になる様に裁断しています。
アパレルの枠にとらわれない取り組みを行なっていると資料に記載されておりましたが、様々なジャンルで勤める事において最も必要な事は何でしょうか?
まずは、自分が好きなことに取り組むことです。今している取り組みで「038(おみや)」にしても地元倉敷が好きだからこそ、意欲やアイデアが湧いてくると思っています。自発的にする業務の方が効率よくできると思います。
㈱ジョンブル
会社での商品作りでこだわられていることは?
はいてくれるお客様、使ってくれるお客様が一番と思いますので、そのお客様のことを思って、長く使っていただける商品を作っています。弊社では、企画から製造、販売まで一括して行っていますので、販売員が直接お客様の声をお聞きして、それを反映して製品づくりに活かしています。 ジーンズですと、年代によってポケットの位置やサイズを少しずつ変更したり、お客様の履いている商品を見て、少しずつシルエットの変更をしていったりします。
ジョンブルさんでものづくりをする上で大切にしていることはありますか?
ジーンズのイメージが一番と思いますが、ジーンズに限らず長く着て頂けるように、着やすさ、使いやすさにこだわってものづくりを行っています。
働きやすい環境づくりが大切だと思いますが、企業として取り組んでいることがあれば教えてください。
先輩方もわかりやすく説明して下さり、年齢差も感じさせないフランクに接してくださいますので、とても働きやすい職場環境といえます。また、産休育休も取得しやすく、復帰後も短時間勤務などそれぞれに合わせた働き方ができます。
サスティナビリティへの取組みについて教えてください。
リメイクブランドもそうですが、全ての製品を長く着て頂けるように着やすさやデザインにこだわった製品づくりをしています。
ECサイトを拝見しましたが、私たちも写真の授業を通して、洋服を魅力的に魅せるにはどうしたらいいかを考えています。写真撮影や写真選びで気を付けている事を教えてください。
商品の特長であったり、着用した時の動きが分かるように様々なショットを載せています。
ジーンズを作る上で必要な技術や資格はありますか?
私は服飾の専門学校を出ていますが、学校で学んだことと、ジョンブルで学んだことは違います。また、他の会社でもジョンブルとは違うと思いますので、特に必要な資格などはないです。モノづくりがしたいという気持ちがあれば大丈夫です。入社後、丁寧に指導していくので安心してください。
なぜこの会社を選んだのですか?
モノづくりがしたくて、その中で一つの製品をだけを縫ったりするのではなく、いろんなものを作って何でもできるようになりたかったので、そういう会社を探していてジョンブルに行きつきました。ここでは、デニムも縫いますがそれ以外の製品も縫いますので、この会社がいいと思い決めました。
インターンシップがあるかを教えて下さい。
現在はコロナ禍でしていませんが、以前は受入れしていました。また、徐々に再開したと思っています。
角南被服㈲
歴史ある会社だと思うのですが、その中で時代や流行の変化を追いつつも会社のポリシーを守り続けるにはどのような努力をしてきましたか?
メーカーさんから依頼のあった際には、サンプルの段階で縫製が難しい箇所や省くことのできる工程など作業の効率化が行える場合は、弊社から積極的に提案して生産性を向上することで、お客様の要望に応えられるようしてきました。
ジーンズを作るにあたって、岡山や倉敷の産地で作る利点はなんですか?
倉敷市児島は、元々綿花の産地で有ったため、周辺に、生地の製造工場を始め、染工場などが集まっており、必要な材料が簡単に揃う魅力的な地域であることです。
デニムを作る上でこだわっていることや特に大事にしている工程は何ですか?
現在のデニムパンツはリーバイス501が元になっていて、これに近づける縫い方をしています。ほぼそれに近い形を再現していると思います。
パンツ以外に作っているアイテムはありますか?
カジュアルボトムスのみを縫製しています。ジーンズの他にワークパンツ、ペインターパンツ、スカートなども縫製しています。 以前は、学生服や作業着などを扱っていましたが、1970年ごろからジーンズを扱うようになりました。
ジーンズと、通常のパンツの縫製での違いはありますか?
ジーンズのカジュアルパンツは、ほとんど同じなんですが、メンズとレディスは、裏返してみるとわかると思いますが、縫い方が全然違います。デニムでは、生地が分厚いですから、ほつれないようにとか、洗いをかける前提で作りますから、洗っても大丈夫なように縫っています。また、縫い糸については、昔は綿100%の糸で縫っていたので、糸切れがよく起きていましたが、現在は中心がポリエステルで表面は綿のコア糸を使用していますので、色落ちなど味が出せる上に丈夫でもあります。
海外品には負けない強みと差別化について教えて下さい。
大手では出来ない仕事をしていかないと生き残れない時代。今でしたら小さいショップからの仕事も受けています。原則100本位の単位でも受けていますが、昔だったら一回の発注が何万本でしたが、今は1000本を上回る発注はほとんどありません。20~30本の仕事でも品質を維持しながらやっています。これは大手では出来ないことと思います。
入社した際、一番初めに担当する仕事は何ですか?
本縫い1本針(普通ミシン)を使用して、前ポケット口等の地縫い工程が多いですが、基本的には真っ直ぐ縫う工程よりスタートします。
どのような人材を求めていますか?
服が好きな人の中でも、やはり服を縫うことが好きな人が弊社として一番求めている人です。経験者の方もいますが、弊社では、未経験の方が多いです。設備機器の工夫で初めての方でも作業しやすいように工夫しています。
角南被服さんの面接を受けようと思っているのですが、現在は対面での面接でしょうか?感染対策のため、オンラインでの面接なのでしょうか?
現場を実際に確認して頂いたりする必要がある場合は、感染対策を徹底したうえで、対面での面接を実施しております。
㈱SPARK TRUE
生産工程で、こだわっていること、大切にしていることは何ですか?
自分たちで出来ることは限られているので、外部にお願いする工程も含めて事前にすべて考えながら、また社員それぞれが前後の工程の内容も考えながら仕事を進めていくことで、スムーズに効率的に生産できるようにしています。
服作りの中で一番大切なことは何ですか?
人が身に着けるものなので、着る人のことを考えて裁断、縫製一つ一つの工程を大切に行うことと考えています。この服はどんな形になって、どんな方が着るのかを創造しながら製品づくりをすることが、お客様から「いい商品だね」とか「着心地がいいね」と感じてもらえる商品に繋がると思っています。
物作りの発想はどこからインスピレーションを得ていますか。
出張した先などでは、洋服に限らず様々なものを見ることで新しい発見をしたり、影響を受けたりします。それを、ジーンズに取り入れたり、ペット用品など洋服以外のものづくりに生かしたりしています。
働きやすい環境づくりが大切だと思いますが、企業として取り組んでいることがあれば教えてください。
少数精鋭ですから個々の与える影響は大きいので、企業と社員お互いの生活を向上させていくために必要なことは、社員全員で相談しながら協力し、働きやすい環境づくりをしています。
デニムの面白い使い方はありますか?
日頃皆さんも様々なデニム製品を目にされていると思いますが、デニムには限りない、幅広い使い方があると思います。今やマスクもデニムで作っていますけれど、世の中にない発想で、世の中にないものを作っていきたいと思います。新しい発想を持った方と出会うと面白い製品へと繋がっていくと思います。弊社もいろいろなことにチャレンジしている会社です。最近では、人形にデニムのパンツを履かせたいとの要望がありました。それにデニムの加工もしました。
入社して最初にする仕事は何ですか?
最初は裁断を担当する場合が多いです。パターンを見ながら裁断することで、縫製のことや生産工程の流れが頭に入る作業です。
ジーンズ関連の会社で働くために持っておきたい技術などあれば教えてください。
様々なジーンズがあると思いますが、自分の好きな分野、例えばビンテージが好きな方、ファッション性の強いものが好き方、それぞれの分野について、素材の糸から縫製の仕方などを深く掘り下げて一生懸命勉強することが大切と思います。学生時代から、興味のあることを絞り込んで勉強していくことが大切と思います。
㈲ニイヨンイチ
ユニークな会社だと思いました。そこで、藤井社長に質問です。起業したきっかけを教えてください。
若いころ自分の夢や希望を実現する方法を考えていくうち、母親がミシンで洋服を縫っていたことが頭に思い浮かび、この道ならやっていけるのではと思い起業しました。
犬用の服などの製造に需要があると言われていましたが、元々の形から別の商品を作ることで一番大変だったことは何ですか?
製品からのリメイクのため、使用できる部分の制限がある中で、デザイン性を考えながら各パーツを取っていくところです。
生産で一番時間がかかるのは、どの工程ですか?
ものづくりで一番大切と感じているのは、客層に対してのスケッチワークなどの企画の段階が一番時間を要しますし、重要と考えています。
会社の特長、強みは何ですか?
特長は、新入社員でも企画ができるところで、みんなで企画しようと考えています。今後は、繋いでいくこと、みんなに知識をつけていってもらえるように最近は力を入れています。
会社として大切にしていることは?
みんなが一生懸命やることに注力していて、下手でもいいので一生懸命やるかどうかが大切と考えています。
HPのビデオがとても素敵で楽しそうな雰囲気でしたが、実際に働いていてどうですか?
若い人が間近で企画に携わっている姿を見られることは良いですし、工場設備があることで、自分たちが企画したものがすぐ形になって上がってくるので、やっていてやりがいもあり楽しいです。
どのような人材を求められていますか?
人の能力には、大きな差はないと考えています。その人に適した場所があると思います。それを生かそうとすると、何事も一生懸命に取り組む人を求めています。
入社後に最初に担当する仕事は何ですか?
(パタンナー)入社後すぐにパターンを担当しました。様々なブランドのパターンを調整する簡単なところから始めました。 (営業担当)PhotoshopやIllustratorが使えたので、プリント柄を作る仕事を最初にしました。
今のうちに勉強・スキルアップしておくと、入社後に役立てることが出来る技術や知識はありますか?
ジーンズを扱っていますので、ジーンズソムリエの資格をとったり、お店で実際の商品を手に取って良く見ることも勉強になると思います。
㈱ベティスミス
なぜ女性向けのジーンズを追及されたのでしょうか。
ジーンズは元々作業着として生まれ男女兼用だったのですが、流行と共にフィット感が求められるようになりました。男女の体系の違いからどうしても女性専用のパターンが必要と考え、日本で最初に女性専用のジーンズを作った会社です。
レディスとメンズジーンズの違いを教えてください。
男性と女性で体形が違います。女性の方が丸みがあるので、弊社が日本ではじめてカーブベルトというものを開発しました。腰のベルトの部分がカーブになっていまして女性の体に沿った形になるようになっています。そこがメンズとの大きな違いです。最初にレディスのジーンズを作ったということで、女性の商品には特にこだわって作っています。現在ではメンズも扱っています。
他社とは異なるジーンズへのこだわりはありますか?
観光産業にも力を入れていて、ショップであったり、いろいろな施設があります。オーダージーンズをする上でたくさんの生地の中からオリジナルのジーンズができるというシステムも弊社が初めて仕組みを作ったということで歴史のあるオーダージーンズです。
働きやすい環境づくりが大切だと思いますが、企業として取り組んでいることがあれば教えてください。
一人一人の思いや希望、適性を見極めながら、働きやすくチェレンジしやすい職場環境づくりをしています。
他のブランドのジーンズも作っていますか?
OEMを受けているものもあります。
ジーンズの加工方法は何種類くらいありますか?
大きくは、石と洗うストーンウォッシュ、薬品と洗うブリーチ、酵素分解で脱色するバイオウォッシュの3種類があり、加えて前工程として手で擦ったりするヴィンテージ加工など数種類の加工を組み合わせると数えきれない種類の加工があります。
縫製工場にはどうやったら入社できますか?
まずは、工場見学に来ていただいたらご案内します。そのうえで働いてみたいとなれば、連絡いただければ、いつでも面接等の対応をします。
入社して一年目は何をしますか?ミシンの作業はできますか?
初日からミシンの作業をしていただきますが、まずは、直線縫いなど簡単な作業から慣れて頂きます。
青木被服㈱
会社の特長、強みは何ですか。
デニム製品を熟練した職人により縫製デザインを行うことが出来る点です。また、オリジナルブランド( FAGASSENT / DENIM KIMONO )を運営しており、デニムファクトリーとしてではなく、アパレルとしてのノウハウも蓄積出来ていること。倉敷美観地区店を含め実店舗、オンライン両軸の ストア運営も同時に行っているデニムファクトリーという点です。そして、生産においては、中国の青島と煙台に独資の縫製工場を持ち、国内ブランドの多様な企画に対応出来る生産能力も持ち合わせております。
ものづくりをする上で、大切にしていることはありますか?
一つ一つのことを丁寧にいていくことを大切にしています。裁断から縫製、検品までデニムは洗っていくことで表情変化を楽しむものですので、それを長く楽しんでもらうためには、一つ一つの工程を丁寧に行うことで、製品が美しく仕上がると思っています。
日本だけでなく世界で認められるものを作られている上で、大切にされていることはありますか?
海外に出るようになって、母国語以外の言葉を使うときは、展示会でしっかりとコミュニケーションをとる事が大切と感じています。少しでも理解に欠けていると、最終的に求められている製品と乖離してしまうので、早いうちにミスなどが訂正できれば、ロスを最小限に食い止められます。海外展開していくうえで、バイヤーさんに製品の良さを伝えたり、バイヤーさんの要望を現場に伝えたり、納期などの共有など社内でもコミュニケーションが重要となってきます。
コロナがアパレル業界にどのような形で影響があるか教えてください。また、それに対して、生産や販売の現場ではどのような対応をしていますか。
フィジカルな展示会を継続することに制限が生まれたことが一番の影響だと思います。 特にFAGASSENTでは海外展(パリ)をメインとしてコレクション展開を行っていたため、どの様にしてオンラインからプレゼンしていくかという事が課題となりました。もちろんアパレル自体、「手にとって着てみる」というアクションが出来ない分、服を感じる事が販売ツールとしては難しくなったのでは思っています。 一方で、オンラインストアで、どの様にショッピングを楽しんでもらうか、DtoCの動きが弊社内でも活性化し、予約購入も含め、製品をデジタルに落とし込み、プレゼンするノウハウを構築していく事に力を注いでいく様な変化も生まれました。「良い製品は出来ても知られないと意味がない」という考えで取組むことで、ECやCFを通じ、日本全国、世界各国の人々に岡山/井原デニムを使用した弊社製品を手にとって頂くための販売のしかけを日々行うことが出来る様になりました。
㈱晃立
若い方が活躍されていて素敵だと思いました。経験の世界の中、若い方が活躍されるように工夫している働き方改革などはありますか?
自分がやりたいことに挑戦出来る会社です。チャレンジ精神がある方にとっては、さまざまなことが実現可能な会社と思います。単純な作業を行うのではなく、自ら考え、創意工夫してモノ作りを行っています。若い方、新しい方にしかない発想が会社を活気づけると思っています。
SDGsへの取り組みはありますか?
太陽光パネルを設置したり、工場と本社内すべての蛍光灯をLEDにしたり、12月には水の使用量の少ない加工の窯を導入予定です。その他にも、使用済みのコーヒーを使用して製品染めした「コーヒー染め」をしたりしています。SDGsへの取組の一環として、新たなビジネスを考えています。洗い加工場では最先端の取組を行っています。
プリーツ加工で、一番こだわっていることは何ですか?
柄物の車スカートの柄出しをきれいに仕上げることです。他社よりもきれいに仕上げられると思います。それには、生地の模様のピッチにあった型紙が必要になってきます。2500種類以上の型紙があるからこそできることです。当社の武器の一つになっています。また、学生服の入学シーズンは、納期について可能な限り対応しています。
事前に身に付けておいた方が良いことはありますか?
私も他業種からの就職ですから、挨拶がきちんとできるなど簡単なことと思います。専門的なことは、入社してから指導していきますので、必要な資格はありません。
これからの加工は、どの様に変化、進化していくと思いますか?
洗い加工では、環境に配慮したものになっていくと思いますが、コーヒー染めなど原料まで突き詰めたものや、古着新品でも捨てられていく服をリユース、リサイクルしていく流れが進んでいくと思います。既に取り組んでいることとしては、お店で回収した古着を新たな製品にしていくことを始めています。
山陽染工児島ファクトリー㈱
染色する上で気をつけていることは何ですか?
色の再現性です。前に加工したものと次に加工したものが、違っているとお客様にとっては使えないものとなってしまいますから、如何にピッタリ合わせるか、そこは気を配るところです。その日の気温や湿度によっても条件が違ってきますので、調整が難しいです。
製品・技術の強みにおいて、「ここにしかない」特徴のある加工について興味があります。HPに掲載されていたビンテージな染色やダスティについても詳しく知りたいです。
弊社にはダスティという特殊な加工法がありまして、芯白加工といって、生地の表面だけを染めることで、後加工で白場が出てきて、独特のビンテージ感を出すことが出来る加工です。
現在の仕事のおもしろさ、大変さを教えて下さい。
弊社の扱っている天然繊維は、生き物と一緒で、そのときそのときで全然違う動きをしますので、それによって直しがあったり、悪いものとなったりするのですが、逆にそいったものをどうやって直してやろうかと手間暇かけた結果、いいものが出来たときは楽しいものです。
山陽ハイクリーナー㈱
オゾン加工は、具体的にどういう仕組みで脱色できるのでしょうか?すごく気になります。
オゾン加工は、酸素からオゾンガスを発生させて、ジーンズを脱色させます。オゾンガスは最後に酸素に戻り、水を使用せずに加工できるので環境にやさしいといえます。
サスティナビリティの取組みについて教えてください。
オゾン加工、レーザー、eフローといった水を使わないジーンズの洗い加工に力を入れています。
デニム加工で一番苦労したことは?
洗い方を変えることで、生地は同じなのに色など見え方が変わってくることが面白いのですが、生地の違いで仕上がりが変わってくるのを見極めながら加工していくのが一番難しいところです。
仕事で一番やりがいを感じることは何ですか?
企画して仕上がりまで、すべて自社で出来るところが良い所なので、自分がやりたいことを形にできるように、どの様な工程を踏めば実現できるのかを勉強していけたらと思って日々取り組んでいます。お客様が求めているデニムの色が出せた時は、自分も嬉しいし、喜んで頂けたときはやりがいを感じます。
どんな人材を求めていますか?
どんなことにも興味を持って取り組む気持ちを持っている人です。
㈱WHOVAL
ヒゲの立体加工も含めて、WHOVALさん独自の魅力は何かありますか?また、他のデニムブランドと違う貴社の強みは何ですか?
企画担当者に限らず、現場の人も自分の作りたいものを提案し、作ることが出来るところです。自社生産のため、加工などに手を掛けても、外部で生産するブランドに比べると低コストでものづくりができるところが弊社の強みです。
サスティナブルに向けた取り組みを教えて下さい。
ナノミストを使った加工を導入して2年になりますが、ジーンズだけでなく製品染めにも使用できるよう試験しているところです。水、薬品、電力を減らそうということで、出来るだけゼロに近づけようと挑戦しています。
デニムの加工方法を発案するとき、どのような事からインスピレーションを受けますか?
古着に影響を受けている人が多いので、洗いの色にしても、ヒゲ一つ一つにしても古着により近づけることを目標に加工しています。
ジーンズの加工の中で面白いなと思う加工は何ですか?
リメイクしたり、手の込んだ加工のされたものが個人的には好きですが、きれい目な加工のものもおすすめです。加工は、作り手によっても変わってきます。例えば、3人に同じ見本を見せて、同じものを作るように指示を出しても、3人とも違うものが出来てくるんですね。それがジーンズの加工の面白いところです。
加工で使う軽石の種類はどれくらいありますか?
通常の軽石に加え、ガラスやゴムといった人工素材で作られた石やボールも使います。弊社独自の取組としては、備前焼をボール型に焼いてもらい、それをストーンウォッシュに使用した備前焼ウォッシュにも取り組んでいます。
多種多様なジーンズがありますが、使っている染料は何ですか?
通常、デニムはインディゴ染料を使用していて、色落ちしていくのが特徴ですが、最近では色落ちしにくい生地として反応染料を使用したものもあります。
求める人材や事前に身に付けておいた方が良い資格や技術はありますか?
まずは、洋服、ジーンズが好きということが大切と思います。そして現場の作業を経験していくことが大切で、経験に勝るものはないと思います。
豊和㈱
加工工程で、大切にしていること、こだわっていることは何ですか?
サンプルに本生産のものを如何に合わせていくかにこだわっています。サンプルと本生産では、使用する機械や条件が変わってくるため、本生産でサンプルと同じものをつくることは難しいことですが、サンプルと同じものをお客様に納められるよういつも心掛けています。
どうやって新しい加工を発見するのでしょうか?
営業と意見交換して、お客様の要望などを聞きながら、自社の技術・設備などと関連付けながら行っています。
デニム脱色剤として使われている規制物質の次亜塩素酸ソーダを一切使わず加工出来る新加工と書いてありましたが、代わりにどのように脱色しているのですか?
オゾンの酸化力を利用してインディゴを分解して脱色する加工方法です。それにストーンウォッシュやバイオ加工を組み合わせることで、従来の加工に近づけるように挑戦中です。
今研究中の加工はありますか?
水や薬品を極力使わない加工です。
豊和さんが取り組んでいる環境への配慮で力を入れていることはどんなことですか?
お客様に何をアピールし、理解して頂けるかというのを考えたときに、もちろん法律で定められた基準で排水の処理など行っていますが、それだけではなく、地域の住民の方とかいろいろな方に対して安心安全を一緒に理解して頂いたうえで仕事をしていかないといけないと思っています。
今までに一番印象に残った加工は何ですか?
今はサスティナブルな加工が多いですが、その中でもオゾンを使った脱色加工があります。色がきれいに脱色しにくい癖がある中で、如何にきれいに加工できるか苦労しました。従来の次亜塩素酸ソーダを使った加工に比べて、オゾンは最終的に酸素に分解されるため、環境にやさしく安全です。消費者に伝えていくためにも研究を進めています。
生地の厚さによって加工するうえで気を付けていることはありますか?
厚い生地ほどしわが入りやすいので、変なしわが入らないよう加工の際に気を付けます。また、薄い生地は、破れやすいのでハードな加工には向かないので、別の加工でハードに見せるように工夫しています。
働きやすい環境づくりが大切だと思いますが、企業として取り組んでいることがあれば教えてください。
社長含め、社員全員の距離が近い会社です。1年目は、様々な部署を経験し、その中で自分の希望する部署があれば担当させてもらえる体制となっています。
インターンシップの募集はありますか?採用情報はどこで知ることができますか?
採用情報は、ホームページをご覧ください。興味のある方は、直接お問い合わせ下さい。
坂本織物㈲
真田紐には多くの柄があるがどのようにして色や柄を決めているのか。
以前は日本の伝統色で織っていましたが、最近ではお客様の要望にあわせて鮮やかな色でも織っています。
真田紐について初めてHPで拝見させていただいたのですが、大変美しいと感じました。やはり色合いにもこだわりがあると思うのですが、何か意識されていることはありますか?
できるだけ日本の伝統色の中から選ぶようにしています。昔からの基本の伝統色には金茶や紺、うぐいすなどがありますが、その他に赤を加えるときも艶紅という色を使用します。どの色を組み合わせても調和がとれるように意識して選んでいます。
海外での需要はありますか?
以前にフランスでポップアップショップを出したときに、非常に日本を感じる紐だと言っていただいたことがありました。そのことで、真田紐は日本を感じてもらえることがこの商品の強みだと思いましたし、私の思うきれいが海外の人にも伝わったことがとても嬉しかったです。
㈱ショーワ
ロープ染色はデニム特有の染色方法なのでしょうか?
デニムの糸の染色方法は、ロープ染色、シート染色などがありますが、やはり日本が得意とする中白(芯白)であるためには、ロープ染色が最も適しています。後で加工した時に、ビンテージ風の加工とか使用感のあるアタリを出す際に中白になっていないと、上手く味が出ません。ロープ染色だからこそ、後加工が生きてきます。
ここ数年、ファッション業界における環境問題に目を向けられることが多くなっていて、デニムも生産過程について問題視されることがありますが、それについての取組みや考えなどがあれば教えてください。
確かに、サスティナブル、SDGsへの関心、要求は日に日に高まっています。当社としてもデニムやその他先染め商品の生産についてどうすればさらに環境負荷の少ないやり方があるのか考えています。最近ですとCCF(サーキュラーコットンファクトリー)の活動に参加して、端切れや、C反を償却ごみでなく再利用(再生紙)する取組に参加しています。今後はより進んで廃棄処理をしやすい企画、設計を行いたいと思っています。
制作過程で一番気を使う、気を付けていることは何ですか?
ものづくりの基本であるQCD(品質、コスト、納期)の中でも品質重視です。お客様の希望よりも高い品質でデリバリーできるよう心がけています。
ものづくりでのこだわりを教えてください。
結構いっぱいあります。また、やっている担当によっても異なります。あえて言うなら、常により良いものを作ろうという気持ちで取り組んでいる点です。現状に満足せず、今よりは良いものを早く迅速に作ることを考えながらものづくりに励んでいます。
やりがいを感じるのはどんな時ですか?
自分の好きなブランドの商品で、自社の生地を使っているものを見たときは、嬉しく思います。
入社するまでに付けておくと良い知識や技術はありますか?
学校で習うミシンやデザイン、パターンの知識はもちろん必要ですけれども、それ以外では、たくさんのお店を見に行くとか街の人を観察するとか、ファッションに限らず自分の興味があることにチャレンジして自分の引き出しをたくさん持つことが大切だと思います。
髙田織物㈱
たくさんのデザインがありましたが、デザインの数だけ機械を変えたりするのでしょうか。それともデザインに応じて機械を調節できるのでしょうか?
基本的には、糸の組み合わせで織り柄を出していきますが、糸の組み合わせによってはこの設備でないと織れないというものもあります。生産性を落とさない様に生産計画を立て、設備の織る条件を少しずつ変えていくことで、様々な柄に対応しています。色数は3色+黒で、織り方を工夫したり、3種類の色を混ぜることで濃淡や中間色を出したりすることでができます。
デザインやテーマはどのように決めているのですか? また、柄師がいたりするのでしょうか?
伝統的なものでは黒と茶の無地もありますが、最近では白と赤の水玉模様などもあり、これはリバーシブル仕様になっています。また、江戸小紋のような伝統的な和柄などの意匠性をもったものが人気があります。柄やテーマはお客様の声も取り入れながら設計担当者がデザインしていきます。
伝統を大切にしつつ変えていくのって、すごく素敵だと思いました。
130年の歴史がある業界ですので、畳屋さんの固定概念や流通が固まっているため、動物柄など新しい柄を受け入れてもらえるまでに時間がかかりました。本当に届けていきたいエンドユーザーである一般の方へのPRに力を入れていった結果、様々なシーンで利用いただけるようになりました。
今後この業界、特に畳のトレンドはどのように変化していくとお考えでしょうか?
昔は、畳表の素材はイグサしかなかったのですが、最近では、いろいろな素材の畳表が作られるようになり、いろいろな畳表と畳縁の組み合わせを楽しむことができるようになりました。これからは、自分の好みで選ぶということが、一般的になってくるのではないかと思います。
SDGsへの取り組みを教えてください。
以前は、端材は廃棄していましたが、小物を作成して販売したり、ハンドメイド用として販売したりしています。また、継続的にものづくりをしていくためには、元気な地域であることが大切と考え、地域全体で連携しながら良い地域づくりにも力を入れています。
普通の生地との違い、畳縁の特徴や利点はどんなところですか?
軽くて丈夫なのが一番の特徴です。この特徴を生かしてバッグ作り等にも使用されています。
海外でのニーズはありますか?
最近では、ヨーロッパやアメリカ、中国でも畳の部屋が増えてきています。そのため機械や部材が持ち込まれています。弊社の畳縁も輸出されています。また、海外からも多くの方が工場見学に来られています。
働きやすい環境づくりが大切だと思いますが、企業として取り組んでいることがあれば教えてください。
どうゆう環境でものづくりをするかは、価値のあるものを提供していくうえで、とても大切と考えています。定時で帰れるよう生産調整をするなど、プライベートが充実していることも次の仕事に生かされてくると思います。
㈱タケヤリ
企業の強みはどんなところですか?
倉敷は帆布の70%を生産する一大生産地ですが、製品を作るにあたっても、染色工場、縫製工場、加工場があるため、産地内で製品づくりが完結するという強みがあります。
他社にはできな、タケヤリならではの技術は何ですか?
極厚の帆布が織れることです。海外のデザイナーからも注目されていて、少しずつ輸出が決まっています。
サスティナビリティへの取組みを教えてください。
余った生地や、傷の入った生地を利用したエコバッグにしたり、余った糸を利用して軍手を作ったりしています。
働きやすい環境づくりや社風について教えて下さい。
比較的30代前半の若い社員が多いですが、その中でやりたいことに挑戦しやすい社風、環境づくりがあります。
機織りの魅力を教えてください。
糸を布にする喜び。「布」と言っても糸や組織(織り方)によってさまざまな柄や風合いになり飽きません。織機の機械の仕組みを理解することも面白みの一つです。
デニムと帆布の違いを教えて下さい。
一番の違いは、帆布は平織組織で、生成りの糸がベースとなっています。デニムは綾織組織で、たて糸にインディゴで染めたものを使用しています。帆布の平織は、一番強度のある織り組織と言われています。
帆布と通常の織物の違いはどんなところですか?
帆布は、平織りですが、船の帆に使われたりすることから一般の織物に比べてとても強いということが特長です。
生地を作る上で一番難しい事は何ですか?
常に同じ品質で織り上げることです。天然繊維を使用しているため、季節等に左右されることがあるため、長年の経験や技術による調整が必要となります。
今の会社に就職した理由を教えて下さい。
美大に通っていたころ、授業で機屋見学に行った際、シャトル織機や革新織機のメンテナンスをされている方を見て、こんな仕事かっこいいな、職人技だと憧れを持ち、今の会社に入りました。
どのような人材を求めていますか?
自由に考えて動くことができる会社ですので、自分自身でやりたいことを考えて行動できる人です。歴史のある会社ですので、それを守りながら次世代に継承していくという想いを持って頂ける方です。
丸進工業㈱
帆布の技術はどんな分野に使われていますか?
帆布は昔から私たちの生活の中で慣れ親しんでいるもの。例えば跳び箱の手をつくところや体操マットなどに使われています。丈夫なことに加え、熱にも強く、静電気が起きにくい機能性が評価され、現在はバッグやリュック、椅子などの日用品はもとより、エスカレーターのハンドレールや溶鉱炉で働く人の防護服など、幅広い分野で応用されています。
シャトルで織る生地の特徴はなんですか?最近、シャトルで織る生地はあまりないような気がします。
シャトル織機で織る織物には、両端にほつれない耳(セルビッヂ)ができます。緯糸をシャトルが左右往復して織るからです。最新の機械は緯糸が一方通行なので耳はできません。シャトル織機で織られた帆布は耳まで捨てることなく使うことができます。またシャトルが行き来することで糸に空気を含み、丈夫な帆布の特徴を残しつつ、柔らかい風合いのよい織物に織り上がります。弊社では現在は製造されていないシャトル織機をメンテナンスしながら、大切に使い続けています。
後染め加工が主流の中、なぜ先染めに挑戦されたのですか?
帆布を織る先染めの技術に挑戦しました。その結果、ストライプの帆布を織ることが可能になりました。現在の主流は先染めです。
倉敷市児島産業振興センター/ダンジョデニム
施設の強みは何ですか?
入居された方同士の交流と温かい雰囲気が施設の強みです。また、入居費用が安いメリットもあります。入居中も卒業後も情報交換が出来る、全国を探しても他にはない施設と思います。
入居者にとっての産業振興センターの存在とは?
創業者にとって、創業しやすいサポートを受けられる場所です。必要な設備が揃っていて、仲間もいて、様々な人と一緒に成功を目指すことの出来る心強いところです。(入居者)
創業したい方々に、知識や経験に基づいた助言をできるように取り組んでいます。(管理者)
今までどのくらいの方が卒業して、ブランドを立ち上げられ(起業され)ましたか?
施設が出来て11年経たちますが、20名の方が巣立ち、倉敷市内でお店を出され活躍されています。卒業後もセンターを利用して頂いたり、入居者との交流があります。
ダンジョデニム 福川さんは入居前どこで働いていたのですか?
繊維業界ではない会社で、事務職をしていました。もともとGジャンが好きなことがきっかけで、倉敷のことを人づてに聞いて関東から移住を決めました。
ものづくりへのこだわりや思いは?
自分の理想のGジャンを作ることが出来たので、今はお客様に喜んでいただけることを重視してものづくりをしています。(ダンジョデニム福川さん)
私はまだ製品はできていないのですが、これからやりたいことは、妥協せず、自分なりのこだわりも持ってものづくりに取り組んでいきたいと思っています。(斎藤さん)
ブランドを立ち上げよう(起業しよう)と思ったきっかけは?
ブランドというよりは、自分の作りたいGジャンがあって、それを作りたいという想いから立ち上げました。(ダンジョデニム福川さん)
福川さんがもともと茨城県から移住した前例があったので、自分も起業しようと思いました。(斎藤さん)
~夢について皆さんへのメッセージ~

(株)明石スクールユニフォームカンパニー
私たちの夢は、制服づくりを通して世界中の子どもたちが健やかに暮らせる持続可能な社会を実現することです。
事業に関わる全ての人と夢に近づく喜びや達成感を共有しながら、社会と共に成長し続ける企業でありたいと願っています。

菅公学生服(株)
菅公学生服は、創業168年目を迎える学生服メーカーです。
製造業メーカーですので、どれだけ営業が学校様との関係構築ができていたとしても、そしてどれだけ開発が良い商品を発案したとしても、商品を作るのは生産現場です。
当社は生産現場なしでは成り立たない、存在しえない会社です。
生産現場で働くということは、メーカーとしては、その会社の中核を担う存在です。
ものづくりに興味があり、また子供たちのために働きたい、活躍したいという想いをお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非菅公学生服にご関心をお寄せ頂けますと幸いです。

(株)トンボ
就職する前のこのような時期は、いろいろな企業を見る良い機会と思いますので、より自分に合った企業を見つけて頂けたらと思います。
(デザイナー)
今は就職する前の限られた時間と思いますので、今の時期をしっかり楽しんで、就職してから一生懸命取り組めるような思い出を作って頂けたらと思います。
(パタンナー)

㈱ジョア
仕事をしていくうえで、楽しいこともあればつらいこともありますが、ジョアの社員一人一人はファッションが好きでこの仕事をしています。
学生の皆さんも自分の好きなことを仕事にできるように、これからも頑張ってください。

セロリー(株)
働く人がより輝いていけるようなユニフォームづくりをみんなで力を合わせて頑張っていきたいと思っています。
そして、ユニフォームはセロリーと言っていただけるようにオフィスユニフォーム業界で先頭を走り続けて行きたいと思います。
5年後、10年後どんな自分でいたいかを想像して、今日一日を大切に頑張って学んでください。

(株)アイムス
まずは、岡山の繊維産地に実際に来ていただいて、雰囲気を感じてみて頂けたらと思います。
働いてみたいと思われたら、連絡をいただければ対応いたします。

(株)ジョンブル
本社工場では、“笑って思って楽しいものづくり”をバトンで仕事をしています。
同じようにものづくりが好きな方、人のために服を作りたい方と一緒に働けるととても嬉しいです。
ぜひ一緒に働きましょう。

角南被服(有)
現在、ジーンズに興味がある学生の方限定で、応募前職場見学を開催しています。
実際に見学に来ていただくことで、工場の空気感などを肌で感じてもらったり、紹介しきれなかった細かい工程などを含めて工場全体を説明したりします。
興味のある方は是非ご連絡ください。

(株)SPARK TRUE
コロナ禍ではありますが、自分のやりたいことイメージすることをコツコツと日々やっていく。
そうすればきっとそこにたどり着けると思いますので、諦めず夢を持ってやっていくことが大切と思います。
泥臭いことかもしれませんが、弊社は少人数ですが、みんなで夢を持ってやっていますので、良かったら一緒に働いてみませんか。

㈲ニイヨンイチ
皆さんと一緒に働いて、明るい将来を一緒に過ごしたいと思っています。
自分がラッキーだと思う人と働きたいと思います。
結果を出せば、いろいろなことに挑戦できる人生にしてあげたいと思っています。

(株)ベティスミス
若い人たちがたくさん働いています。
企画、営業、裁断、縫製と一貫して出来るメーカーはなかなかないと思います。
また、縫製で入社しても、販売など他に興味のある仕事があれば、そちらの部署で働くこともできる、いろいろなことにチャレンジしやすい会社ですので、興味のある方は、まずは工場見学から来ていただけたらと思います。

青木被服㈱
自分自身やりたいことはたくさんありました。
現在は、その好きなことが出来る環境の中にいますが、それを諦めないでやり続けること挑戦していくことは、どんな環境の中でも出来ることだと思います。
自分を信じて挑戦していくことは誰もが持つエネルギーであり、誰もができることだと思いますので、諦めないで挑戦してください。
そうすれば、ファッション業界も未来に向かってパワフルになるのではと思っています。

㈱晃立
やる気があることが一番大切と思います。
何事もあきらめずに前に進んでいってもらえればと思います。
その中で当社へご希望があればご連絡ください。
工場見学等対応しますのでよろしくお願い致します。

山陽染工児島ファクトリー(株)
われわれの工場は、古い工場で、ものづくりといってもほとんど手作りの様なことをやっていいますが、これは我々の作っている商品だと胸をはって世界に羽ばたいていける商品だと思ってやっているつもりです。
これをこれから50年先も、100年先も続けていける様頑張って行こうと思っています。
ご興味がありましたら工場にお越しください。

(株)WHOVAL
ジーンズ業界は、日々同じ作業の繰り返しで、外から見るような華やかな事ばかりではないと思いますが、自分の作ったものが世に出るという楽しさや面白みがあり、細やかな喜びでもあります。
最近では、若いエネルギーもどんどん出てきているので、ぜひ一度見に来てください。

豊和(株)
若い間は、自分の好きなことにどんどんチャレンジしてください。
その中で、ジーンズの加工も選択肢の一つにしていただけると有難いです。
当社が行う加工は、ジーンズ製品の良し悪しを決める大事な工程の一つであり、自分が思っているデザイン、色合わせなど自分の好きなアレンジができるとても楽しい仕事だと思います。

山陽ハイクリーナー㈱
学生の皆さんは、たくさんの可能性を秘めていると思います。
今後ファッション業界は厳しくなっていくと思いますが、皆さんの若い方の知恵を出していただくことで、ファッション業界もどんどん盛り上げっていくと思いますので、いろいろなことに挑戦するという気持ちを忘れずに頑張ってください。

坂本織物(有)
私が思う真田紐は、伝統の枠の中にいるものではなく、常に進化しているものだと思っています。
新しいものが沢山ある暮らしの中で 古くて新しい真田紐の中の 安心感や心地よさを 是非感じていただければと思います。

(株)ショーワ
倉敷市児島にある小さな会社ですが、思いは世界に通じるようなものづくりを目指してやっています。
そのためには、皆さんの様な若い方の力が必要です。
チャレンジ精神を忘れずに常にいろいろなものを開発していく努力するコンタクトしていく人材を求めていますので、是非とも世界に向けたものづくりを一緒に実現していきましょう。

髙田織物㈱
倉敷市児島は、現在でも繊維製品の工業出荷額が全国一位を誇っている町です。
繊維というと人々の生活の中で切っても切れない製品がたくさんあります。
様々な業種が集まり、横のつながりがたくさんあり、そのつながりの中で良い商品が出来ると思います。
関心がある方は、ぜひ一度お越しください。

(株)タケヤリ
歴史のある会社ですけれども、楽しく働ける会社と思います。
当社に興味を持っていただけましたら、気軽にご連絡ください。

丸進工業(株)
帆布というと、トートバッグなどが思い浮かぶと思いますが、これからも、いろいろな人によっていろいろな形に変化していく可能性のある素材です。
その技術や魅力を今後も後世に繋いでいきたいと思っています。

倉敷市児島産業振興センター インキュベーションセンター
最近は、学生起業は、珍しいことではなくなっていますが、そういう中でこの施設は、起業しやすい環境が整っていると思います。
起業が向いている人、サラリーマンが向いている人、タイプはいろいろあると思いますが、このような施設に入って若いうちに挑戦してみるのも良いと思います。
(ダンジョデニム 福川さん)
私は、現在在学中ですが、自分の部屋を借りることが出来ていますので、年齢の近い方で、興味のある方は、一度来てみて下さい。
(斎藤さん)
アパレル関係に興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。
起業へのサポート体制も整っています。
(上田センター長)