2024.11.25
この度はオンライン繊維産地ツアーや参加申込の際に、多くのご質問をいただきまして、誠にありがとうございました。
質問の回答を掲示いたしますので、ご参考にしていただけますと幸いです。(回答順不同)
Q9. 働いていてやりがいを感じる瞬間はどんな時ですか。
A.
・営業担当者がお客様から受けた要望通りになるようサンプルを作成する際、自分が引いたパターンが想像通りに縫い上がってきた時にやりがいを感じます。(株式会社トンボ)
・代理店様を通しての販売なのですが、その代理店様が当社の制服を気に入ってくださり、どんどん売りたいとおっしゃって下さることは非常に嬉しく思います。また時々訪れた先で着用されている方がいきいきとお仕事をされている様子を見ると、嬉しく思います。(株式会社ジョア)
・自分が手掛けた商品が評価された、新しい加工方法を開発し運用された、生産性の改善に貢献したなど部署毎でやりがいを感じる瞬間が大きく変わります。(豊和株式会社)
・販売や営業担当者から売れた報告やお客様の喜びの声を聞いた時(株式会社襟立製帽所)
Q10. 繁忙期はいつですか。また、どのような対策をしていますか。
A.
・入学に向けて商売が始まる1月~夏物納品の終える5月までが繁忙期で、最繁忙期は公立高校合格者発表~入学式の約2週間です(菅公学生服株式会社)
・会社としての繁忙期は3月です。出荷については、3月にするしかないのですが、たとえば生産(縫製)の仕事については、繁忙期にかたよらないよう、年間を通じて計画を立てて作るようにしています。(セロリー株式会社)
・12月~4月あたりが繁忙期になります。対策としては事前に生産計画を立て仕事が集中する工程には他部署から手伝いに来てもらうなど日々の進捗状況を確認し、臨機応変に対応しています。(豊和株式会社)
Q11. デザインを考えるときに意識していることや大事にしていることはありますか。
A.
・着用者のご希望に添えているか、生産性はよいかなど、自分の思うデザインに対して、外側から見てどうかを考えるようにしています。(株式会社明石スクールユニフォームカンパニー)
・弊社は、直営店舗がありますので、販売スタッフがお客様の意見を直接吸い上げて、企画やデザイン担当にフィードバックし、商品化に活かしていくことも大切にしています。(株式会社ビッグジョン)
・クライアントを尊重しながら自分らしさを盛り込む(有限会社ニイヨンイチ)
・まず自分が着たいと思うかどうか、は大切にしています。デザインも勿論ですが、着心地や1日着用したとき疲労感はないかという着用感は、とても重要です。また、社外の方から見てどうか、会社のシンボルが制服でも表現できているか、など制服としての役割の部分も大切にしています。(株式会社ジョア)
・誰に / いつ / どんな場所で着用されるかをイメージすることです。対象の年齢層や場所の印象に相応しい見た目と、働く職種に必要な機能を備えているかを意識してデザインしています。(セロリー株式会社)
・ニーズに合ったデザインをいかに出すか。(株式会社桑和)
・自社商品のブランドイメージやコンセプトに合っているか、また商品にときめきやわくわく感があるかどうかが大事です。(株式会社襟立製帽所)
Q12. デザインを担当している方は、初めて自分がデザインした製品が世に出た時どんな気持ちになりましたか。
A.
・製品を納品した時には特に何も感じないが、担当した製品を街で見かけた時は感慨深いです(有限会社ニイヨンイチ)
・当社はカタログ販売をするのですが、自分が企画したものをモデルさんが着たらこんなにも綺麗に見えるのか…と感動しました。また、この制服を着て働く人ってどんな人なんだろう?と様々に考えを巡らせ、もっとこうしたい、こんなデザインもよさそう、など次の企画へのチャレンジ精神が湧きました。(株式会社ジョア)
・世に出るだけだと正直、商品化した実感はなかったのですが、街で着ている人を実際に見たり、出荷点数が伸びていくのを見ていると自分がデザインした商品を選んでくれた方がいることを実感でき、じわじわと喜びが込み上げてくるようでした。(セロリー株式会社)
・製品には自信がありましたが売れるかどうかは分からず内心不安でした。(株式会社桑和)
・自社ブランド商品を初めて世に出した時は、お客様がどのような反応をするのかが特に気になりました。自分達で販売まで行なっている為、お客様のご意見を直接聞けるので自己満足に終わることがなくまた商品をアップデートしていくことが出来ます。自分が企画した製品を着用されている方々を偶然見かけた際にはなんとも言えない嬉しさがあります。(株式会社アイムス)
・初めて世に出て売れた体験は、服飾専門学生時代の話になりますが、その時に「これで稼ぐぞ!!」という自信が生まれました。(株式会社襟立製帽所)
Q13. デニムの加工を手作業でしている方々は、完璧にできるようになるまでどれくらいかかりましたか。
A.
・手作業であるため手先の器用さであったり、道具を使うときの体の動かし方が重要になってきます。数日間の練習をした後、本生産に入ってもらう人も入れば、何年やってもイマイチな人もいます。(豊和株式会社)
Q14. デニムの色落ちに関してですが、機械か手作業どちらの方が綺麗な仕上がりになりますか。
A.
・どちらも綺麗な仕上がりになります。マニアックなところで言うと、手作業の方が生地の凹凸感を拾いやすいため、タテ落ち感がより出やすくなります。(豊和株式会社)
Q15. デニムを作る際に何か気をつけていることやこだわっている点などはありますか。
A.
・弊社は、糸の染色から生地の織布・整理加工までをすべて一貫生産しています。一貫生産を実現することで、品質管理はもちろん、ニーズに対して素早く柔軟に対応することができます。また、染色や加工工程では水を使用するため、瀬戸内海の厳しい環境基準をクリアする排水設備を設けています。(クロキ株式会社)