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開催レポート

2025年9月30日(火)から2026年1月17日(土)の間、「繊博」を開催しました!
オンライン・リアルツアーでは産地の技術力やものづくりの面白さ、当産地ならではの特徴を発信し、
学生ピッチコンテストでは学生が産地企業の協力を得ながらテーマに取り組み、その成果を発表しました。
県内外からオンラインに延べ4429名、リアルに56名が参加され、産地のものづくりの魅力を体感するとともに、
学生ピッチには6チームが出場し、産地企業と交流を深めました!

参加者の声

オンラインツアー

オンラインツアーの写真
参加者の声
  • 授業で視聴しています。製品が企画~生産されるまでの流れや、工場の機材、加工法、SDGsの取組など、テキストを振り返り、現場で働く人の言葉として見ることができるとても良い機会です。
  • 生地作り、縫製、加工のそれぞれをピックアップして分かりやすく解説されていた。それぞれの解説の後にゲストの気になる点や感想を話していたところも良かったです。
  • 繊維業界は地味で昔ながらの産業という印象がありましたが、実際には環境に配慮した最新技術やデザイン性を取り入れるなど将来性のある魅力的な業界だと感じました。
  • 企業規模の大小に関わらず、素晴らしい技術を有する企業が沢山あることを再確認できました。
  • 仕事に就いて間もない若者がどのような一日を過ごしているか、どのような仕事を任されているか具体的に紹介されていてよかった。
  • やっぱり縫製業が楽しそう。時間をかけて技術を身につけて、かっこよく働いてみたいです。
  • 制服デザイナーの方の「制服のデザインは何十年先にも残るものなので、やりがいを感じる」という言葉を聞いて、未来につながるデザインを手掛けてみたい気持ちになりました。
  • デニムの加工にたくさんの種類があることが知れて興味が沸きました。
  • 工場の中を見る機会はとても少ないので貴重な時間でした。販売業を目指しているので、自分が将来販売する商品がどういう形で作られているのか知る良い機会となりました。
  • 従業員はほとんどが経験者や資格を持った人だと思っていましたが、未経験者の指導にも力を入れていると知り、誰でも働ける環境なのだとイメージが変わりました。
  • さまざまな職種の方がどのようにものづくりに関わっているのか、よく分かる番組でした。
  • 卒業後の就職先の幅が広がりました。
  • 制服と一括りに言っても仕事用と学生用で異なる、という点がとても勉強になりました。時代とともに進化し続けている制服やワーキングウェアについても知ることができました。
  • 県外からでも、岡山県のものづくりについて知ることができました。
  • 各企業のさまざまな努力が見え、自分もそういう環境で働きたいと思いました。知らなかった職種もあり、やってみたいと思うことが沢山出てきました。
  • ホームページからの情報だけでは分からない実際に働いている方のリアルな声が聞けて、深く理解できました。

リアルツアー

リアルツアー
参加者の声
  • オンラインでは分からなかった部分を、直接現場を拝見することで理解することができました。
  • 県外の会社へ足を運ぶ機会がないので、こういったツアーはありがたいです。
  • 調べるだけでは分からないものづくりの難しさや工夫を初めて知りました。また、社内の空気感も感じることができました。
  • 企業の方との距離が近く、質問したいと思った時に質問ができました。
  • 会社の代表者、従業員の方の声を生で聞くことができ、更に現場も間近で見ることができたので良かったです。
  • これからの将来について考えるきっかけになりました。
  • 3社とも異なる業種の企業を見学できたので良かった。各企業の特徴を分かりやすく学べました。
  • 興味深い特徴を持った企業が多かったです。
  • 大きな産地だからこそ、企業規模が大きく、さまざまな企業があり、地域の人の生き方まで見えてきて、服飾の勉強を始めた学生からしたら勉強になることしかなかったです。
  • OEMだけでなく、自社ブランドを手掛けている企業もあり、実際に商品を手に取るとこだわりを感じました。
  • 全ての作業を覚えていく中で個々に合った教え方をしていて素晴らしいと感じました。また職種変更も可能な体制にも魅力を感じました。
  • 産地に創業を支援するインキュベーション施設があることも素晴らしいと思いました。

学生ピッチコンテスト

学生ピッチコンテスト
参加者の声
  • 別の学校同士がそれぞれの取組を発表し合う場がとても良いと思いました。
  • 自分にはない考えを発見することができました。
  • 様々な企業の方の話を聞くことができました。
  • ビジネスプレゼンはどのように行えば良いのかを学ぶ場になりました。
  • プレゼンをする場だけでなく、終了後に企業の方々と交流する時間があったところが良かったです。企業の方と交流する場が普段あまりないので、今回のコンテストに対する感想や意見交換などをすることができて貴重な機会になりました。
  • 企業と連携して行えることがよかった。自分が連携した企業以外の企業の方とも話しができ、感想など聞くことができてよかった。
  • 他校の人と話す機会がなかったので、その時間があるといいと思いました。

質問紹介

たくさんのご質問ありがとうございました。皆様からいただいたご質問の中から一部をご紹介します!

繊維業界で働こうと思ったきっかけを教えてください。

元々物を作ることと服が好きで、色々と経験した上で好きなことを仕事にしたいと思いこの業界に入りました。(株式会社桑和)

カジュアルな服が好きなのと手に職をつけたかったので、パタンナーや縫製職に憧れてその道に進みました。(株式会社ベティスミス)

学生の頃からデニムが好きで、自分も業界に携わりたいと思ったのがきっかけです。(豊和株式会社)

弊社が工場を構える井原市はデニム産業に力を入れており、身近な産業だったこともあるかと思います。(クロキ株式会社)

働いていてやりがいを感じる瞬間はどんな時ですか。

営業担当者がお客様から受けた要望通りになるようサンプルを作成する際、自分が引いたパターンが想像通りに縫い上がってきた時にやりがいを感じます。(株式会社トンボ)

自分が手掛けた商品が評価された、新しい加工方法を開発し運用された、生産性の改善に貢献したなど部署毎でやりがいを感じる瞬間が大きく変わります。(豊和株式会社)

販売や営業担当者から売れた報告やお客様の喜びの声を聞いた時です。(株式会社襟立製帽所)

私は管理する立場ですが、縫製工場での作業は基本的には取って→縫って→置くの3つのサイクルの繰り返しになりますが、それには必ず取ったり、置いたりする作業が付随してくるので、その部分をできる限り短縮し、効率化していくことで、初心者でも1本でも多く縫えるようにアイデアを考えていくというところが魅力であり、それが軌道にのった時にはやりがいを感じます。(角南被服有限会社)

どんなことを考えながら仕事(作業)していますか。

既存のサイズではなく別注のパターン作成時は、①着心地②既存の制服と同じようなバランスにすることの二つを考えています。また工程者が縫製しやすいパターン作りを心がけて仕事をしています。(株式会社トンボ)

商品をデザインするときは、自分の中にあるアイデアを膨らませたり絞り込んだり…を繰り返しながら、一旦環境を変えて全く別のものに触れ、頭の中をクリーンにしたりブラッシュアップしたりしています。(株式会社ジョア)

企画の段階では、デザインをしているものがどこで、何を売るかを考え、生産の段階では、効率を考えながら次の企画の立案を行います。(株式会社襟立製帽所)

この会社で働いていて一番良かったことは何ですか。

色々な場所に行って様々な経験をさせてもらっていることです。(株式会社桑和)

仲間や仕事環境に恵まれ、自分の思う仕事を続けてこられたことが一番良かったことです。(株式会社明石スクールユニフォームカンパニー)

プライベートを大切にできるところです。似たような仕事内容は他社にもあると思いますが、完全週休二日制や有給が取りやすいこと、また残業も少ないため平日でもプライベート時間がしっかり確保できて嬉しいです。(セロリー株式会社)

子どもたちの一番近くで学校生活を支えられることです。4月、街中で新しい制服を来た新入生が笑顔で登校している姿を見るととても微笑ましく、この仕事をしてよかったと感じる瞬間です。(菅公学生服株式会社)

将来のためにやっておいた方がいいことや身に付けていたらいいことはありますか。

アルバイトで仕事を経験したりこういったイベントに積極的に参加したりすることで、自分の考えを知ることができ選択肢が広がるため将来を想像しやすくなると思います。積極性や前向きに物事を考えることが身に付いていたら、新しい知識を吸収しやすいと思うので気になることがあれば挑戦してみてください。(株式会社トンボ)

今は興味のない服でも、仕事として携わることはあるので、知識として持っておくと良いと思います。(有限会社ニイヨンイチ)

技能や資格を取得するよりも自分の考え方をしっかりと持つ方が重要だと思います。分からない事があれば自分で調べる、人任せにせず自分で行動する、決められた約束は必ず守るなど。簡単なようで出来ていない社会人はたくさんいます。考え方を意識するようになれば自分が次に何をすれば良いかが見えてくるはずです。(豊和株式会社)

あいさつの習慣です。弊社の場合、技術的なことは入社後に教えていく制度がありますので技術面よりはあいさつなどが気持ちよくできることが身についている人だといいなと思います。(株式会社ナイスコーポレーション)

アイターン就職されている方はいますか

過去に2名ほどいました。(約3年在籍)新卒で埼玉と岐阜からの就職でした。今年の新卒で入社予定の方は福岡出身です。いろんな地域から縫製を学ぶために来てくれています。どこの地域からでも大丈夫なので応募お待ちしております。(株式会社ナイスコーポレーション)

現在の入居者7名の出身地は、倉敷市内3、県外4(うち1名は、山口→東京→児島のJターン)です。(倉敷市児島産業振興センター デザイナーズインキュベーション)

デザインを考えるときに意識していることや大事にしていることはありますか。

着用者のご希望に添えているか、生産性はよいかなど、自分の思うデザインに対して、外側から見てどうかを考えるようにしています。(株式会社明石スクールユニフォームカンパニー)

弊社は直営店舗がありますので、販売スタッフがお客様の意見を直接吸い上げて、企画やデザイン担当にフィードバックし、商品化に活かしていくことも大切にしています。(株式会社ビッグジョン)

クライアントを尊重しながら自分らしさを盛り込んでいます。(有限会社ニイヨンイチ)

誰に / いつ / どんな場所で着用されるかをイメージすることです。対象の年齢層や場所の印象に相応しい見た目と、働く職種に必要な機能を備えているかを意識してデザインしています。(セロリー株式会社)

どんな人が企画職に向いていますか。

企画職に限らず、例えば、ジーンズをつくること、売ること、プロモーションすることなどいろいろな仕事がありますので、どんな仕事でもそれを突き詰めて行くことのできる方が求められていると思います。(株式会社ビッグジョン)

コミュニケーション能力が高い人、自分の意見が伝えられる人です。(有限会社ニイヨンイチ)

好奇心があり、日頃からファッショントレンドはもちろんですが、様々な情報を敏感にキャッチできる情報通な方です。特に弊社の企画は幅広いジャンルの企画をする必要があるので情報の引き出しが多くなければいけません。(株式会社アイムス)

企画する上で一番大事にしていることは何ですか。

商品を作る前に、マーケティングを十分に行っています。今当社に足らないもの、競合他社の商品やサービスとの比較、マーケットの動向などを踏まえた商品企画をしています。(株式会社ジョア)

着心地の良さ・他社メーカーとの差別化・価格帯です。(株式会社桑和)

独りよがりな企画をしない事が大事です。(株式会社襟立製帽所)

「ジェンダーレス制服」の広がりに伴い、男子学生がスカートを選択することもあるのでしょうか。

自認する性によってはもちろんございます。その際に体型に合わない場合は、一からオーダーでおつくりします。(株式会社明石スクールユニフォームカンパニー)

デニムパンツを1本縫い上げるのにかかる時間と人数(または工程数)を教えてください。

仕様やデザインによるため幅を持たせて答えさせていただきます。

工程数 - 60~80工程が一般的です。
小物(ポケットなど)作り → 前身/後身作り → 前後合わせ → ウエスト帯付 → 裾縫い/ベルトループ付の順番で縫っていきます。

60~80工程のジーンズを1本縫うのに、計算上では30~40分程度ですが各種ロスが20%程度はありますので、実際は40~50分程度必要です。
あとは何人で縫製するかによって生産数量が決まってきますので、仮に1本あたり40分かかるとすると、60分÷40分=1.5本/時間となり、20人で縫製した場合 1.5本×20人=30本/時間、これを8時間労働とすると 30本×8時間=240本/日となります。(株式会社総社カイタックファクトリー)

製品を縫製するときに一番重視していることは何ですか。

品質・生産性・納期に偏りが出ない事、売り価格によって品位に差をつけない事です。(菅公学生服株式会社)

地の目に気を付けています。地の目に対して膨らんだりだれたりするため、地の目をしっかり見て崩さないように縫製、アイロンをしています。(セロリー株式会社)

弊社は流れ作業でミシン縫製できる仕様になっていますが、売値に沿うお客さんに納得出来る品質で縫製が出来ているかを重視して縫製しています。(角南被服有限会社)

ご購入いただいたお客様に買ってよかったと思っていただけることです。(株式会社総社カイタックファクトリー)

ミシンを上手く使いこなすコツを教えてください。

とにかく縫い続けること、経験することです。まずは上手な人の縫い方を見て、同じような手の動きをしてみましょう。(株式会社ベティスミス)

使いこなすということであれば、
「生地の厚み、伸縮に合わせたミシン設定を行う(糸調子も含め)」
「縫う箇所(仕様)に合わせた適正なミシンを使用する」
「縫い方に合わせた治具を有効に活用する」
ただ、いちばんはものづくりに対する愛情を持ち、探求し続けることが大切だと思います。(菅公学生服株式会社)

特殊ミシンは何種類くらいそろえられていますか

約20種類そろえており、全部で150台程所有しています。(角南被服有限会社)

平縫い・ロック以外の特殊ミシンは、10台程あります。(倉敷市児島産業振興センター デザイナーズインキュベーション)

同じデザインでも、職人さんによって仕上がりが変わる部分はありますか。

弊社は染色・洗い加工の会社になりますが、仕上がりが変わる工程として、手作業でのヒゲ、シェービングなどは変わりやすくなっています。サンプル作成は一人の職人で手作業を行っていますが、量産時は数人でサンプルと同じものを作製しなければならず、個人差が非常に出やすくなります。個人差を如何に埋められるかが品質保証の上で非常に重要になり、ブレ幅の小さい工場程、品質が高い工場として評価されます。(豊和株式会社)

弊社はジーンズを縫製している会社ですが、前立てのカーブや小股の縫い方等、職人によって仕上がりが変わる部分もありますが、カーブや幅がきっちり指定されている場合はバラツキが無いように注意して縫うようにしています。(株式会社ベティスミス)

繊維業の方々が店頭で商品を販売する人に求めることは何ですか。

デザインだけでなく、生地や縫製など作り手のこだわりをお客様に伝えて頂けると嬉しいです。(株式会社ベティスミス)

商品を買っていただいたお客様に幸せを感じていただくことです。(株式会社総社カイタックファクトリー)

店舗販売員はお客様個人に対面で接することのできる唯一の職種です。販売のプロとして作り手の想いを正しく伝えお客様に「感動」していただける接客術を磨き続けることが大切です。(株式会社ジャパンブルー)

ひとつひとつ、こだわり・コンセプトを持った生地作りをしておりますので、深くご理解をいただき、十二分に魅力をお伝えいただけたら幸いです。(クロキ株式会社)

かつて岡山では綿花の栽培が盛んであったと聞きますが、現在の衣服には、主にどこで生産されている綿花が使われていますか。

世界的に綿花の生産量が多い国は、インド、アメリカ、中国と言われています。弊社ではアメリカコットンが8割くらいで、ジンバブエやオーストラリア、パキスタンなども使用しております。オーガニックコットンの場合はインド産を使用しております。中国綿に関しては、子どもを働かせているという違法労働を問題視されており、弊社は使用しておりません。(クロキ株式会社)

畳縁は最短で何センチから販売されていますか。また、単価はいくらですか。

手芸店等で販売されている畳縁は、一般的に10mで約1,800円〜3,500円前後が目安です。価格は種類や柄によって異なり、デニム素材や特別柄の場合はやや高くなることがあります。なお、イベントや販売店によっては、1m単位や1.5m巻などの少量販売を行っている場合もあります。(髙田織物株式会社)

紐先の加工は何種類あるのですか。

加工の種類は10種類ほどあり、衣料や靴など用途に合わせてどの加工にするかを決めます。また、乳幼児や子供向けの商品には柔らかい加工や肌などに影響が少ない素材を使用した加工を施します。(株式会社池田製紐所)

アパレルブランドなどの立ち上げで必要なことを教えてください。

企画デザイン・縫製・販売など、どのような事業を行うのか、また将来の計画や資金計画など、具体的な事業計画をしっかり立ててください。同業他社や協力をお願いする会社など、地元のステークホルダーと良好な関係を築くことが大切です。(倉敷市児島産業振興センター)

どのような方にどのような製品を提案していくのかなど、ブランドのターゲットとコンセプトを明確にする必要があります。ペルソナ設定などしてみれば良いと思います。(株式会社アイムス)

ジーンズソムリエ資格を取得するのに最適な時期はいつですか。

就職に活かそうと思う場合は、就活の一年前の年。受験料の学割制度もあります。また、就職してからの取得でも良いと思います。試験は、毎年9月に全国5か所で実施しています。

産地からのエール

(オンラインツアーより)
01

(株)明石スクールユニフォームカンパニー

デザイナー 林美沙季さん
02

菅公学生服(株)

倉敷工場生産課 多賀真幸さん
03

(株)トンボ

パタンナー 小林葉月さん
04

(株)桑和

企画 村井宏さん
05

(株)明石スクールユニフォームカンパニー

パタンナー 水上実咲さん
06

菅公学生服(株)

パタンナー 相田雅さん
01

(株)ジャパンブルー

縫製 大地優萊さん
02

(株)総社カイタックファクトリー

管理開発 笹埜侑花さん
03

(株)ビッグジョン

販売 上原裕太さん
04

角南被服(有)

縫製 鈴木亜門さん
05

豊和(株)

営業開発 丁田風太さん
06

(株)総社カイタックファクトリー

縫製 土肥愛歌さん
07

(株)ジャパンブルー

生産管理 上村大成さん
08

(有)ニイヨンイチ

企画営業 玄應良樹さん
09

(株)ベティスミス

縫製 川村波音さん

将来独立を目指す方へ

倉敷市児島産業振興センター児島デザイナーズインキュベーション

上田 剛久さん(センター長) 浦田晃太郎さん(UITU/代表デザイナー)
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